作り方

How to Make
Kinokorium

1.道具を揃えよう

① 容器
フタ付きの容器の方が湿度が保たれるため管理に手間がかかりませんが、キノコの成長を見越して、高さに余裕のあるものを選びましょう。写真の容器は高さが約13cmですが、もう少し背の高い容器の方が良いです。

② 鉢受皿
用土を混ぜるのに使用します。
③ ハサミ
④ ピンセット

⑤ すり棒
⑥ 霧吹き

2.用土の調合

赤玉土、バーミキュライト、腐葉土、もみがら燻炭を3:3:3:1の割合でよく混ぜ合わせる。

3.用土を入れる

容器に鹿沼土(または鉢底石)を平らに敷き詰める。

鹿沼土の上に混ぜ合わせた用土を入れ、石等の大きめの飾りをレイアウトする。

4.キノコの菌床をセットする

キノコの菌床は適当な大きさに分け、下部をアルミホイルで包む。

用土のを少し掘り、キノコの菌床をアルミホイルを下にして埋める。

5.コケの下ごしらえ

シッポゴケ、ヒノキゴケはゴミや余分な土を取り除き、仮根をハサミで切って長さを揃える。
ハイゴケはゴミや枯れた部分を取り除く。

6.コケを植える

ピンセットを使用し、菌床を避けてシッポゴケ植えていく。

ハイゴケを菌床の上にかぶせる様に置く。
これで、ひとまず完成です。
乾燥しないように霧吹きで水を与え、フタをして明るいところに置く。フタがない容器の場合はラップで代用してください。
毎朝、コケが乾かないように、霧吹きで水を与える。

温度や、昼晩の寒暖差等条件が整えば、数日でキノコが生えてきます。

ここまでキノコが成長するとフタが閉められなくなってしまいます。フタが閉められなくなると、乾燥しやすくなり、管理が難しくなります。もう少し、背の高い容器が良いですね。
コケの寿命に比べて、キノコの寿命は短いので、キノコが枯れた後は、菌床を取り除き、コケリウムとして楽しみましょう。

ボトルキノコリウム説明書

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